2014-06-01から1ヶ月間の記事一覧
本を多く読むコツ、それは最低3ジャンルの本を持ち歩くこと。 一つの分野を読んでいると、基本的に同じ脳みそを使うので、疲れて消化不良になる。 そういう時、たとえばノンフィクションを読んだ後に小説、その後に漫画など適宜織り交ぜて使うと効果が高い…
インフラがある国はコストが安くてすむ。 裏稼業の人々を描いた、『ギャングース』を読んで気になる記述があった。 裏稼業の人々は服を使い捨てるのだという。それはものを持っている余裕がないからだそう。 確かに、ものを保管できるということは場所が必要…
いきなりよくわからない命がけのゲームに突入させられたら? 奥浩哉さんの漫画、『GANTZ』は平和な日常から一気に非日常な世界に飛ぶ。 主人公は人生に飽きて世の中を見下している。線路に落下した人を友人といっしょに助けようとして黒い玉のあるマン…
度々このブログで紹介している、名門医大の研修生を描いた『ブラックジャックによろしく』だが、「新」シリーズを読んで、臓器移植編に入った。 この漫画。佐藤さんが独自に取材しているそうで、非常におもしろい。というのは漫画自体の描き方もさりながら、…
みなさんのおかげで、このブログの1日辺りのアクセス数は15~20くらい。 最大は111アクセスなのだが、これは突発的だ。 このブログは基本的に私のリアルの友人向けに書いている。 始めた当初は海外就職がメインテーマだったが、継続して書き続けるた…
以前取り上げた、田端信太郎氏の『MEDIAMAKERS』で気になったくだりがあったので取り上げる。 映画の特権性について、田端氏は映画館で観客の時間を占有できる点にあると指摘する。 つまり、普通、私たちは映画以外の表現物を途中で消したりする…
最近ネット関連の著作を読み漁っている私だが、基本的にネットはリアルの人間関係に依存しているし、技術をうまく利用できる人間はいるが、それを除いては人間をおろかにし、一部の人間が儲ける仕組みでしかないとほぼ結論している。 前々から指摘しているよ…
リクルートのR25を創刊した田端信太郎さんの『MEDIAMAKERS』を読んだ。 MEDIA MAKERS―社会が動く「影響力」の正体 作者: 田端信太郎 出版社/メーカー: 宣伝会議 発売日: 2012/11/12 メディア: 単行本(ソフトカバー) 購入: 9人 クリック: 139…
ブログを書き続けて大体2ヶ月半くらいたったが、とにかくほとんど毎日1本くらいのペースで書いている。 そこで気づいたのだが、書き続けていると、自然とまとめ記事なりある一定の結論に達してくるということ。 それだとそれなりの論理になるので、話した…
ニューヨークのイタリアンレストランを描いた映画『ディナーラッシュ』を観た。 この映画、今ならツタヤでおススメコーナーにおいているから、必見。 スピード感も早いし、エンターテイメントとしては十分。 娯楽としてはいい。 ディナーラッシュ スペシャル…
金融界を描いた『ウォール街』を見ていて思ったのだが、この映画を作ったオリバー・ストーンをはじめとして、サヨクの中に「肉体労働は虚業よりもえらい」という思い込みがないだろうか? この映画では主人公の金融マンのチャーリー・シーンが、親父で飛行機…
最近の紙媒体でないところで活動している、大学生のジャーナリズム活動を紹介。 東大生がメディア業界の動向を取材する、「メディア・クエスター」 http://qumaruin.blog.jp/ 業界の著名人をインタビューするなど、学生ジャーナリストでこれくらい動ければ立…
高知に移住したイケダハヤト氏をはじめ、ブロガーの本を読んできたのだが、 基本的には文章というよりいも、自分を売り込むということがポイントのよう。 自営業者として、個人のキャラクターを商品化する。 ブログを書いて読者を増やし、ネタがたまったら紙…
電子書籍の出版は個人でできるから、やりたい人は多いと思う。 セカシューのパイオニアである森山たつをさんの著書『一万冊売ってわかった!電子書籍を売る方法』は電子書籍で99円で売っている。 この本によると、99円という最低価格か、250円で利益…
『ウェブはグループで進化する』でおもしろかったポイントを再度紹介。 インフルエンサーという一部の「影響力のある人々」ではなくて、「友人によって構成されるグループが無数につながっている」というイメージが重要。 私たちのコミュニュケーションは5…
クラシック音楽評論家の鈴木淳史氏の『クラシック批評こてんぱん』は、本当に同業他他者の批評を読みこなした名著である。 この本、クラシック音楽評論家の評論を読み込み、その特徴を的確に分析した上で面白おかしく書いている。 たとえば大家で亡くなった…
昨今、ワールドカップが盛んだが、実直な左派の皆さんは「ワールドカップなんて所詮代理戦争だ。くだらない」とバカにするかもしれない。 ただ、『アナキストサッカーマニュアル』によるとサッカーは労働者に深く根ざしたスポーツだということがわかる。 サ…
批評というジャンル は、色々あってわけがわからないといえばわからない。 ある程度入門書的にまとまった本がないかと探していたら、『「批評」とは何か?』が見つかった。 音楽評論家の佐々木敦さんによるもので、小林秀雄などビッグネームから平岡正明さん…
福沢諭吉は、いわずと知れた大物で、日本近代の創始者。 ただ、「一国の独立」を唱え『脱亜論』など朝鮮・中国への侵略を支持したとの批判もされる。 日本思想史家の子安宣邦氏の『福沢諭吉『文明論之概略』精読』は、福沢の代表的な著作の『文明論之概略』…
基本的にウェブもリアルも全く同じ、ネット上で マトモな付き合いができない人間はリアルでもダメ。 『ウェブはグループで進化する』は、オンラインがオフラインに追いついてきたという指摘の下でオンライン上でのネットワーク論を展開する。 よくインターネ…
ツイッターで興味深い発言を多くなさっている、兵頭正俊さんのブログが 更新されています。 http://m-hyodo.com/international-dispute-7/ 塩村議員とワールドカップのゴミ拾いについて言及。
宮崎駿監督の引退策となった『風立ちぬ』を観た。 第二次世界大戦で日本の国産戦闘機、ゼロ戦の設計者の堀越二郎氏を通して、設計者の夢や技術と戦争などおなじみのテーマを描く。 風立ちぬ [DVD] 出版社/メーカー: ウォルト・ディズニー・ジャパン株式会社 …
最近、セクシャルマイノリティに対する兵庫県議会議員で自民党所属の井上英之県議の「ホモ」発言に続き、東京都議会では塩村文夏議員に対する自民党所属の鈴木章浩議員のヤジの問題が起こった。 実際、この二つ見てると、日本って本当に野蛮国。 兵庫県議会…
ブラック企業から逃げ帰ってきて約4ヶ月。 転職活動を続けている私だが、辞めてから一番大きい教訓は、 ①ゼニがないと理想だの自己実現だの、全くの無意味 ②実家は超重要 ③自立は食いっぱぐれた時に、助けてくれる友人なりのネットワークをつくること ④会社…
以前にも取り上げた、『機械との競争』を最後までもう一度読み返してみた。 この本は、技術革新の速度が早すぎると、社会の速度が追いつかず、失業が拡大するというもの。 コンピューター関連などの専門知識を持った一部の階層に富が集中していく構造にある…
先日、東洋経済オンライン編集長の 佐々木紀彦さんの『5年後、メディアは稼げるか』を取り上げたが、電子書籍について関連したことを書きたい。 5年後、メディアは稼げるか――Monetize or Die? 作者: 佐々木紀彦 出版社/メーカー: 東洋経済新報社 発売日: 20…
キンドルを購入して大体1ヶ月が経過した。 Kindle Paperwhite(ニューモデル) 出版社/メーカー: Amazon 発売日: 2013/10/22 メディア: エレクトロニクス この商品を含むブログ (106件) を見る 結論から言うと、日本では「普段から新書・文庫を何冊も持ち歩…
東京都議会議員の塩村文夏さん(http://shiomura-ayaka.com/)に対するヤジで東京都議会が揺れているという。 http://www.asahi.com/articles/ASG6M5HK9G6MUTIL031.html この塩村さん、踊るさんま御殿で出てた人で、まさか都議会議員になってるとは知りませ…
先日、電子書籍で出版業界に挑戦した漫画家の佐藤秀峰さんに続 き、 漫画貧乏 作者: 佐藤秀峰 出版社/メーカー: 佐藤漫画製作所/漫画onweb 発売日: 2014/05/30 メディア: Kindle版 この商品を含むブログ (1件) を見る 今回も漫画ネタで。 マンガで食えない…
このブログを始めて2ヶ月が経過した。 今のところ最大アクセス数は111と自分でも不思議なほど大きい数字をいただいたことは感謝に耐えない。今後ともよろしくお願いします。 ある程度続けられているので、ここらでもう一段階アップを狙い、『プロ・ブロ…