2014-07-01から1ヶ月間の記事一覧
ネット編集者の中川淳一郎氏の新著『夢、死ね!若者を殺す「自己実現」という嘘』を読んだ。 谷本真由美さんの『キャリアポルノは人生の無駄だ』 とならんで、日本の自己実現、夢を鋭く批判した本。 『夢、死ね』によると、中川氏の博報堂時代のエピソードと…
『超簡単 お金の運用術』を読んだ。 この本は運用のプロがまず、金融商品は本来だめなものが9割以上で損してもよいお金のみをあてるものだと言っている。 さらに収入を増やす以上によい蓄財の方法もないといっている。 つまり、しっかりいい会社につとめる…
映画「マネートレーダー」をみた。 金融トレーダーの話なのだが、周囲の期待に応えようとして、巨額の損失を出した。 その損失はえらいこっちゃで老舗の銀行を潰すほどに。 いや、金融はギャンブルですねえ。 マネートレーダー/銀行崩壊 [DVD] 出版社/メーカ…
映画「ラヂオの時間」を観た。 これはある素人作家の作品を生放送で流すラジオの話。 ガンガン修正される元の原稿。大物芸能人のご機嫌どおりに話が進む現場。 商業媒体で自分の書いたものがどうやって世に出されるか、それはよくわかる。 書きたいものを書…
漫画『アイアムアヒーロー』を13巻まで読んだ。 ある日、おそらくウイルステロにより、ゾンビ化が世界中で進む。 漫画家のアシスタントをしていた主人公は、途中で出会った女子高生と若い看護師をまもりつつ、逃げていくというもの。 最近思うのだが、日常…
焼肉映画『プルコギ』をみた。 松田龍作演じるプルコギ食堂の料理人が、生き別れの兄と焼肉で対決するというもの。 松田の庶民派のホルモンと、兄のARATAの豪華赤身牛肉との戦いが料理の達人ぽくて面白い。 プルコギ -THE焼肉MOVIE- [DVD] 出版社/メー…
映画『レッド・ドーン』をみた。 これ、ロシアの後押しでアメリカ北西部に侵略した北朝鮮軍にゲリラを組織して反抗する若者の集団を描いたもの。 まあ、タイトルからして「アカの夜明け」だから、まんまといえる。 もともと、中国が侵略してくるストーリーを…
映画『フェイズ4』を観た。 これ、ありが人間世界を支配するっていうお話なのだが、おもしろかった。 まず、宇宙空間からの何らかの変化で地球上のありが協力しだす。 アメリカのある田舎町でありを捕食する動物やむしがドンドン消えていく現象がおき、調査…
基本的にネットは社会に悪影響しかもたらさず、思考を短絡化させる。 感情的に反応するということや、何より考える時間を奪うからだ。 考えてみると、資本主義は時間を奪う思想だった。喫茶店で音楽が流れるのもそれが最も効率のよい装置だからだ。 ネットは…
高田明典著『情報汚染の時代』を読んだ。 基本的に情報量が増大したため、情報リテラシーを高める重要性とその方法について確認する本。 基本的にはあらゆる情報には発信者の意図があるので、それを見分けていくことをといている。 この本に書かれてあること…
レバノン戦争を描いた映画「レバノン」を見た。 この作品は、1982年のイスラエルによるレバノン侵攻を描いた映画。 戦車内からスコープでのぞいた映像が中心で、それが臨場感を増している。これ制作費も安く済むからいい・ 密室内での新兵のパニックも描…
映画『シェフ』を観た。 ジャンレノ演じる三ツ星レストランのシェフが自分の店の星が減るピンチ。そこに彼のレシピを完全に暗記している料理人が助けに入るという設定。 フランス映画のコメディで、流れのリズムとユーモアが面白い。 ジャン・レノの年取った…
本田真美著『医師のつくった「頭のよさ」テスト』を読んだ。 この本、向き不向きを人間の脳の働きの得意不得意に基づくものだとしていて、面白い。 同封のテストによると、私は視覚三次元と聴覚言語適正がすぐれていて、映像などで時系列や空間認識に優れて…
いやあ、ランボーって完全に悪者ですね。 最終作『ランボー最後の戦場』を観た。 ストーリーはミャンマー軍事政権に薬などを届けようとするキリスト教の団体が国内に入るため、ベトナムで暮らしていたランボーをたずねてくるところから始まる。 はじめは断っ…
『ランボー3』だが、ソ連が侵攻したアフガンにまさかアメリカが侵攻することになろうとは、夢にも思わなかっただろう。 しかも、トラウトマン大佐が運び込んだ地対空ミサイルがアメリカ軍に向けられるとは。 映画中で「私たちはベトナムで、しぶとく反抗す…
「ランボー3」をみた。 前作で自由の身となったランボーは、タイで静かに過ごしていたが、トラウトマン大佐に任務を依頼される。任務とはソ連が侵攻するアフガンに調査に入ることだった。 始めは断るランボーだが、大佐がソ連 に拉致されたことをきき、救出…
プロブロガーで高地移住を機に話題になった、イケダハヤトさんによる新著『新世代努力論』を読んだ。 基本的にイケダさんのこれまでの主張のまとめで、極端な話これを読めばOKといえばOK。 バブル世代とは努力に対する考え方が違うという点を指摘。 努力…
デンマーク軍のアフガニスタンでの交際平和活動に密着したドキュメンタリー映画『アルマジロ』を観た。 アルマジロはアフガニスタンの最前線基地で、デンマークの若者が志願して駐在する。 これ、軍や兵士がよく許可したな、と思えるほど密着していて、 この…
ひきこもりで涅槃にまで昇ってしまった、勝山実さんの著書『安心ひきこもりライフ』を読んだ。 この本、失業中に読むとリアリティがひしひしと伝わってくる。 まず、人間は仕事をしないでそのままサボり続けられる人はいないということ。体は休んでいても、…
サッカー選手で北朝鮮代表のチョン・テセさんのドキュメンタリー 『TESE』を観た。 在日コリアンを描いた映画としては、背景説明はオーソドックス。 具体的にサッカー選手として、初めて北朝鮮代表として参加したワールドカップでの周囲との不一致でフラ…
『ランボー』に続き、『ランボー2』をみた。 『ランボー』での罪で服役していたランボーの下に、トラウトマン大佐が特赦と引き換えにベトナム戦争でのアメリカ人兵士の捕虜の現地調査を求めてくるところから始まる。 前作はベトナム帰還兵の居場所のなさや…
議会を牛耳るたたき上げの政治家による成り上がり劇の『ハウス・オブ・カード』の6巻分を見た。 これ、『交渉人』で有名なケビン・スペイシーが主演。 主人公が脅す、利害を調整するなど非常にやり手の政治家で、具体的な政治家の仕事はこういう利害の配分…
『 東京ラブストーリー』をみているのだが、このドラマ、相当おかしい。。。 鈴木保奈美演じる赤名リカは、織田裕二演じる主人公に恋をするのだが、何せめちゃめちゃ重い。 「うそをつかないで」とか、ロスへの転勤が決まって主人公が今後の人生を思って自分…
ウェブ界の有名人で実務家の立場からネット社会を批評している、中川淳一郎さんの『反ウェブ論』を読んだ。 キンドルでしか読めないが、内容は『ウェブはバカと暇人のもの』で書かれていたこと。 今回は特に元NHKアナウンサーで市民投稿型のニュースサイ…
最近、つとに読むということは、その人の人生だと思うようになった。 ある人には皮肉に思えることも、ある人にはそうでない。 ある人には過激でもある人にはまとも。 最低限度の論理性や客観性は必要だが(この辺りがいかんせん一番重要な気がするのだが、、…
若い世代でクレイジーキャッツを知っている人はほぼいないだろうが、歌詞が秀逸すぎる。 植木等が基本的に無責任な人間として描かれる映画が多い。日本社会はドンドン真面目なほうに向かっているので、『ニッポン無責任野郎』はものすごく秀逸です。 ニッポ…
『東京ラブストーリー』を元祖月9ドラマとして見直している。 このドラマは地方出身の純朴な、織田裕二演じる主人公が、田舎でいっしょだった江口洋介と有森也実の三角関係に、都会で奔放な鈴木保奈美が絡むというもの。 地方というキーワード。そして鈴木…
伝説のアクション映画『ランボー』を観た。 この映画、アクションで有名ではあるのだけれど、ランボーがベトナムから帰ってきたエリート兵で戦争で傷を負ったという事実はそれほど共有されていないと思う。 この映画はストーリーとしては、ベトナムから戻っ…
最近、よく人間は最終的には運だと思う。 結果って、その時々でかなり不確定要素に左右されるし、狙った結果は出ないことが大半だ。 決断は思考を停止させることだから、リスクを計算するっていっても、所詮自分を納得させるプロセスにすぎない。 目に見える…
最近、失業中だったこともあり、少し頭が慢性的に疲れていたのだが、理由がわかった。 単純に疲れていた、のだ。 インドネシアで働いて以来、「結果を出さなくては」、「フリーで成果を出さなくては」とムダにあせっていた気がする。 その意気込み自体は悪い…