アジアで就職したらブラック企業だった~南の島は蟹工船~

東南アジアでブラック企業に就職し、ストレスから入院し逃げ帰ってきた人間のブログ。        注・このブログはモデルとなった現地企業で働く人々などへの取材をもとにしたフィクションです。ただ、実際に起きている「空気感」は本物です。その辺りを味わっていただければと思います。

2014-07-01から1ヶ月間の記事一覧

人前で話せるようになるためには?練習あるのみ。

誰でも人前で話すことができるようになるには、訓練を必要とする。 『誰でも人前で台本なしに10分間はなせるようになる本』は、テクニックではなく、個性に基づいた即興力の訓練をとく。 演劇を利用する即興劇のインプロによる訓練をといている。 人間力の…

ロビイストって何?口八丁で「社会悪」を擁護。

ロビイストというのは日本ではあまりききなれない商売だが、アメリカではメジャーな職業。 ロビイストを描いた『サンキュー・スモーキング』は、ロビイストを主人公にコミカルに描く。 タバコ業界のロビイングを専門にする主人公は口八丁で、タバコを擁護す…

ある人がどういう人かを知りたければ、その友人をみること

ある人がどういう人かを知りたければ、その友人を見るとわかる。 実は、これはおそろしいことで、頭のよくて幸福な人の周りには同じ人が集まるが、 逆も然り。 自分がどういう人たちと付き合っているかは、常に他者との出会いの中でおのずとわかってくる。 …

記事執筆に必要なのは、確かなつながり。具体的な顔が浮かばないのに記事を書いても的外れ。

何かものを書くとき、具体的な人間とのつながりを前提としないと絶対につまらない。 抽象的な「人」ではなくて、名前や年齢、性格をとらえた上で、書くこと。 そうしないと、正義感だけでつっぱしったり、人間ならではの矛盾を無視することになる。 完全な「…

日本はモノや文化に興味はあっても、人に興味はない国。

私はクラシック音楽を聴くのだが、日本は「進んでいる」海外の文化や物を輸入することは熱心にするが、人には興味がないように思える。 思想を学ばないのもそこからくるのではないか?

人間大事なことは、期待しすぎないこと。イケダハヤトとスマナサーラ氏の対談から学んだこと

人間、人に頼ってもいいが、期待しすぎると傷つく。それに、頼る相手を間違えてはいけない。 先日キンドルのセールだった『仏教は宗教ではない~お釈迦様が教えた完成された科学~』を読んだ。 この本、99円だったのだけれど、さくっとよめて楽しかった。 …

映画化もされた『俺はまだ本気出してないだけ』に、全俺が泣いた。。。。

堤真一主演で映画化もされた『俺はまだ本気だしてないだけ』の原作コミックを読んだ。 これ、映画よりも断然こっちの方がいい。 主人公のシズオは40歳くらいのおっさん。会社を突然やめ、漫画家を志す。 はっきりいって無謀この上ない話だが、彼の葛藤はお…

ビットコインについて

流行にのっかろうということで、ビットコインについての解説本『ビットコイン解説本』を読んだ。 以下が重要ポイント。 ビットコインはP2P(ピー・ツー・ピー、peer to peer)と呼ばれる仕組みになっていて、簡単に言えばバケツリレーのように次々と別のコンピ…

キンドルは100円の価格帯の本をかえ!新聞、キンドル本が有効

キンドルの使い方で有効なのは、朝日新聞などが出している特集のまとめが108円で 読めること。 そして、中国は途方に暮れる 世界経済の期待がもたらす憂鬱 (朝日新聞デジタルSELECT) 作者: 朝日新聞 出版社/メーカー: 朝日新聞社 発売日: 2014/05/0…

推理小説の醍醐味は?トリック?いや、論理のアクロバットこそ!!

最近、めっきり忘れられた小説家として、都筑道夫氏がいる。 推理小説家としての顔も有名だが、ショートショートの大家として、星新一氏と双璧だった。 黄色い部屋はいかに改装されたか?増補版 作者: 都筑道夫,小森収 出版社/メーカー: フリースタイル 発売…

ほとんどの本は常識の焼き直し。革新的なものは古典にあり。

私は様々な本を内容が一定以上しっかりしていれば、キチンと読むが、最近になって実感するのが、世の中に今出回っているほとんどの本は、常識の焼き直しということ。 たとえば、先ほど紹介した『つながり』にしても、「類は友を呼ぶ」とか「笑うかどには福来…

あなたが喫煙者なら、周囲は喫煙者。

最近、ネットワーク理論についての本を集中的に読んでいるのだが、『つながり』はその中でも具体的な研究結果まで参考になる本。 この本は、個人の意思ではなくて、ネットワーク自体が人間や社会を形成する鍵だという。 数回に分けて全容を紹介するので、始…

医者って何??『ブラよろ』を読め!

『新ブラックジャックによろしく』を読み終えた。 臓器移植編なのだが、このテーマ自体はまたあらためて論じたい。 このシリーズの最後で、主人公が医療について、仕事についての本質的な問いを描いている。 「人間がいずれ死ぬなら、医療とは医者とは一体何…