ランボー最終作『最後の戦場』はむしろランボー完全に悪者。
いやあ、ランボーって完全に悪者ですね。
最終作『ランボー最後の戦場』を観た。
ストーリーはミャンマー軍事政権に薬などを届けようとするキリスト教の団体が国内に入るため、ベトナムで暮らしていたランボーをたずねてくるところから始まる。
はじめは断ったランボーだが、団体の女の魅力に負け、案内する。
予想通り団体は軍隊に拉致される。
トラウトマン大佐はおらず、キリスト教団体の牧師がランボーに傭兵部隊の道案内を頼む。
傭兵部隊について救出するランボー。
絶対悪として描かれるミャンマー側。
ひたすら残虐になったアクション。頭とか吹っ飛ぶなんて当たり前。子供なんて普通に殺されてるし。
軍隊を返り討ちにして、女にふられ、最後はアメリカの故郷に帰るところで映画は終わる。
一言、これはないだろーw
前作でトラウトマン大佐とジープにのって帰ってたわけで、そこでしめてもよかったのに。
単純に殺しまくる様はまさに悪魔。しかも、はじめは善良だった牧師の男性がミャンマー兵をどさくさにまぎれて石で撃ち殺している。
なんというか、アメリカ映画の悪いところが集まったような映画。
第一作の迫力はまるでなし。
しかも、殺人マシーンであることを全肯定しているシーンもある。
人間と殺人マシーンの間で揺れ動くのがランボーだったはずでは、、、、。
ランボーの遺産だけで作っただけだな。。。