アジアで就職したらブラック企業だった~南の島は蟹工船~

東南アジアでブラック企業に就職し、ストレスから入院し逃げ帰ってきた人間のブログ。        注・このブログはモデルとなった現地企業で働く人々などへの取材をもとにしたフィクションです。ただ、実際に起きている「空気感」は本物です。その辺りを味わっていただければと思います。

やっぱり一番信用できるのはカネと実家。転職に必要な5つのポイント。

ブラック企業から逃げ帰ってきて約4ヶ月。

 

転職活動を続けている私だが、辞めてから一番大きい教訓は、

①ゼニがないと理想だの自己実現だの、全くの無意味

②実家は超重要

③自立は食いっぱぐれた時に、助けてくれる友人なりのネットワークをつくること

④会社での業績だけでなく、キチンとした「実績」がないと追い込まれた時に精神を安定させられないこと

⑤精神的な安定を保つようにすること

の5点だ。

 

結局、カネがないと何もできない。これは真実。

 

で、世間知らずな私は逃げ帰ってきて悟るのだが、実家がないと、

いきなり路上生活をよぎなくされること。

 

まあ、役所に相談することもできるが、今の日本だと色々障壁がありそう。

 

とりあえず、食べものと住むところがあれば人間どうにかなるが、そうでなければいきなりひどい状態になる。冷静にものを考えたり、仕事を探したりするのは難しい。

 

あとは、仕事は第一義的に「食っていく」ことが基本なので、食えないのに、とか満足に仕事できないのに「自己実現」とか無理。

 

また、友人・知人のネットワークを作っておかないと、人間腐る。

別に直接的な実利がなくても話を聞いてくれたり(場合によってはそうでないときもあるが、、、)、とにかく「家の外にでる口実」があって「社会的につながっている」という実感が大事。

 

そのためにも、刺激を与えてくれたり大事だと思ったりする友人にはあますところなくエネルギーと時間と親切を提供すべきだ。

 

会社やプライベートで他人から認められた経験がないと、自分を支えていられなくなる。とくに転職活動中は不安定な身分なので、自分自身に実績があると思えないと精神的に安定しない。

 

精神的に安定しないと、まず表情が暗くなり、考え方も後ろ向きになり、周囲を恨み自分を卑下することになる。そうすると運が逃げる。

 

運は基本的に人柄なので、明るく積極的で人の話をしっかりと聞ける人にはいい話が回ってきやすいが、そうでない人にいい話がこないのは当然。

 

日々の出会いを大切にし、とりあえず興味があることを徹底してやるなど、誠実に生きることしか、運を人間の力でよくする方法はない。

 

 

マンガで食えない人の壁

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