2014-07-01から1日間の記事一覧
最近、めっきり忘れられた小説家として、都筑道夫氏がいる。 推理小説家としての顔も有名だが、ショートショートの大家として、星新一氏と双璧だった。 黄色い部屋はいかに改装されたか?増補版 作者: 都筑道夫,小森収 出版社/メーカー: フリースタイル 発売…
私は様々な本を内容が一定以上しっかりしていれば、キチンと読むが、最近になって実感するのが、世の中に今出回っているほとんどの本は、常識の焼き直しということ。 たとえば、先ほど紹介した『つながり』にしても、「類は友を呼ぶ」とか「笑うかどには福来…
最近、ネットワーク理論についての本を集中的に読んでいるのだが、『つながり』はその中でも具体的な研究結果まで参考になる本。 この本は、個人の意思ではなくて、ネットワーク自体が人間や社会を形成する鍵だという。 数回に分けて全容を紹介するので、始…
『新ブラックジャックによろしく』を読み終えた。 臓器移植編なのだが、このテーマ自体はまたあらためて論じたい。 このシリーズの最後で、主人公が医療について、仕事についての本質的な問いを描いている。 「人間がいずれ死ぬなら、医療とは医者とは一体何…