「ウォール街」に読む、左翼の肉体労働賛美
金融界を描いた『ウォール街』を見ていて思ったのだが、この映画を作ったオリバー・ストーンをはじめとして、サヨクの中に「肉体労働は虚業よりもえらい」という思い込みがないだろうか?
この映画では主人公の金融マンのチャーリー・シーンが、親父で飛行機会社に勤めるに組合長の親父の会社を 、マイケルダグラス扮する相場師がのっとるのを防ぐという物語。
この二項対立で分かり安すぎるくらい金融資本が悪者にされているが、まあ、そういうところはあるとして、そこまで肉体労働者の支える世界が理想的なのかね?
この辺りは、製造業華やかしきころの時代を経験した人間のノスタルジーとしか思えないのだが、、、、。