イケダハヤトさんのこれまでのまとめ本『新世代努力論』。
プロブロガーで高地移住を機に話題になった、イケダハヤトさんによる新著『新世代努力論』を読んだ。
基本的にイケダさんのこれまでの主張のまとめで、極端な話これを読めばOKといえばOK。
バブル世代とは努力に対する考え方が違うという点を指摘。
努力は報われるとするこれまでの考え方を批判し、「努力は必要条件だが報われるとは限らない」とする。
それは社会の変化が大きいとする。
とりあえず、一番参考になったのは、人は努力してしまう存在だということ。そして環境や社会に影響を受けるということ。恵まれている層が恵まれていることを自覚しなささすぎなこと、などを述べる。
イケダさんが言うように、基本的に好きなもの、没頭できるものがある人は環境と承認された経験を持っていて、それでモチベーションがあがり能力もつくということ。
才能とは自分が何に向いているかはっきり自覚できていること。
努力が報われるのは傲慢で、社会は複雑だし人間はそれほどパワフルでない。
つまり、結果に関しては運とタイミング。努力は普通するから問わなくていいということ。つまり運がわるかったと割り切っていいということ。
新世代努力論 「恵まれた世代」は判ってない。これがぼくらの価値観だ。
- 作者: イケダハヤト
- 出版社/メーカー: 朝日新聞出版
- 発売日: 2014/07/18
- メディア: 単行本
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