アジアで就職したらブラック企業だった~南の島は蟹工船~

東南アジアでブラック企業に就職し、ストレスから入院し逃げ帰ってきた人間のブログ。        注・このブログはモデルとなった現地企業で働く人々などへの取材をもとにしたフィクションです。ただ、実際に起きている「空気感」は本物です。その辺りを味わっていただければと思います。

クズ株の営業現場

 さて、株って昔は今みたいにネット使わずに仲買人を通して買うのが普通だった。

 

一般的に、虚業の方が胡散臭いけど、株屋もなかなかのものだ。

 

この『マネーゲーム株価大暴落』は、大学中退で闇カジノで儲けていた主人公が、客の一人の仲買人に誘われて株の営業になるところから始まる。

 

父が判事で優秀なだけに、父に認められたい主人公はがんばり、見習いながら契約をとる(違法)ほど成果を挙げる。

 

仲買人資格試験に受かった主人公だが、その会社が実は業界でも有名な詐欺株の販売会社だったことに気づいた時、全てが変わる。優秀なセールスマンとして鳴らしていたかれは大ショック。

 

勤めていた会社は実は社長がダミー会社の自分の持ち株を客に売るという詐欺会社。

直接架空の会社の株を売るからぼろもうけだ。

 

自宅の購入資金を株詐欺に投資させてしまった主人公は良心の呵責から、別の会社の新規公開株を譲渡することで救った後、会社を去る。FBIとは司法取引が住んでいて、彼はお咎めなし。

 

しかし、この作品、トリプルXとかで有名なヴィン・ディーゼルベン・アフレックなど若手のハリウッド俳優がかなり出ていて、B級映画としては豪華。あと、ありがちなエロシーンはない。

 

作品中では、有名な『ウォール街』や『摩天楼を夢見て』をモデルにしていることが示唆される。

 

特に『摩天楼』はお奨めの映画で、これは俳優陣の演技だけで持たせるという作品。

また別に書く。

 

 

 

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