アジアで就職したらブラック企業だった~南の島は蟹工船~

東南アジアでブラック企業に就職し、ストレスから入院し逃げ帰ってきた人間のブログ。        注・このブログはモデルとなった現地企業で働く人々などへの取材をもとにしたフィクションです。ただ、実際に起きている「空気感」は本物です。その辺りを味わっていただければと思います。

ドイツ人による世界認識

EU創設に大きく寄与したドイツの元首相 ヘルムート・シュミットによる世界秩序の認識が『大国の明日』だ。

 

基本的にはポイントをしっかりと抑えたいい本だと思うが、少し硬くて文章が読みにくい。

 

この本によると、日本についての認識はやはり東アジアとの外交で戦争責任を果たしていないことなどでアメリカへの依存を過度に強めているという認識をドイツの側ももっていることを確認できた。核武装は地域の緊張度を増すだけだ、とも。

 

先日のマーク・レナードの『アンチ・ネオコンの論理』と共通するのは、EUというのは意見が一致しなくても、その都度具体的な目標を達成していくことで前進していくという信念だ。

 

ヨーロッパ域外というよりも、やはり域内の課題解決の方に意識が向いてしまうという指摘はうなずける。

 

 

 

大国の明日 シュミットが読む勝者と敗者