小説・番外編②~交通渋滞~
ジャカルタの交通渋滞は有名だが、本当にすごい。
ジャカルタから帰ってきてから、日本の渋滞などかわいいとしか思えなくなった。
基本的に通勤や帰宅ラッシュの時などは、歩いて10分の距離が30分かかることはザラ。チビチビ車が動くさまは、本当に亀さんなのです。
インドネシアの行政が動くのは、役所の体質なのか利権がらみなのか、本当に遅く、圧倒的なシェアを占める日本の自動車メーカーが生産しまくる一方、道を広げることができず、現在のような状態になった。
はっきりいって、渋滞中は結構しんどい。待っているだけでエネルギーを消耗する。私は性格がのんびりしているからいいが、たいていの日本人はこの辺りで干からびるでしょう、、、、。
だから、お勧めはキンドルを買って、本を読むこと。時間はいくらでもあるので、有効活用するしかない。
しばしば、お偉いさんが警察の先導付きで道を驀進していくのが、ご愛嬌。
道路がこういう状態なのと、タクシーが一般庶民には高級なのもあって、多くの人はオジェックというバイクタクシーを使います。オジェックはメーターがないので、交渉することになりますが、大体5万ルピア(500円くらい)だせば、ほとんどのところにはいけます。近場だと2万5千ルピアくらい。
車と車の間をすり抜けていくので、基本的には渋滞の時には早いです。
ただ、バイクタクシーはアブナイ乗り物なので、保険の対象外になると思われるので、乗るときは十分に注意してください。運転手によってもムラがあって、私の友人は青信号から赤信号に変わる直前に交差点に突っ込まれ事故にあいましたが、運転手が逃げそうになったとのこと。(その友人は軽傷で済みました)
あと、狭いので足とか手とかけがをした人もいます。
こういうわけなので、東南アジアっぽい乗り物ではあるのですが、十分注意しましょう。