アジアで就職したらブラック企業だった~南の島は蟹工船~

東南アジアでブラック企業に就職し、ストレスから入院し逃げ帰ってきた人間のブログ。        注・このブログはモデルとなった現地企業で働く人々などへの取材をもとにしたフィクションです。ただ、実際に起きている「空気感」は本物です。その辺りを味わっていただければと思います。

現地での語学勉強法

 アジアでの海外就職を考えられている人は、「現地の言葉をしっかり勉強したい」という人が多いのは当然だと思う。ここでは、効果的な勉強法を紹介しようと思う。

 

 まず大事なのは、とにかく「正しい」を捨てること。日本人は真面目だから「きれいに発音できないと」とか「文としてきちんとしてないと」とか構えがちだ。だが、向こうの人も外国人だから、きちんと聞いてくれるし、逆に必死に伝えようとする姿勢に普通、好感を持ってくれる。日本人が特殊なだけで、基本的にはガンガン話しかける姿勢が大事。男性諸君、美人にもガイジンの立場を利用して話しかけましょう。私はやりました。

 次に単語力だが、単語帳を開いて、その単語でとにかく話しかけてみること。「リンゴ」でも何でもいい。そうすることで単語が定着していく。例文がついているものなら、なおさらいい。それを話そう。

 

 基本的に話し言葉は、この二つをひたすら続けていけばいいのだが、問題は書き言葉だ。これははっきりいってかなり訓練を必要とする。インドネシア語の場合、有名な新聞としてテンポなどがあるが、普段話し言葉では使わない単語がバンバン出てくる。日本語でも書き言葉と話し言葉は違うが、改めて意識させられる。書き言葉に関しては、グーグル翻訳などで大意を把握した上で、わからない単語を地道に覚えていくしかない。メディアとしてきっちりと情報を詰め込めるのは明らかに新聞だから、それをしっかりと理解できていれば、立場の高い現地の人に会った時は特に好印象。「ガイジンなのによく知ってんじゃん」となるのである。基本的にみんな話し好きな人が多いから、議論して自分独自の視点を作れれば、あらゆる分野に応用が可能だ。出版もできるかも、、、、。

 

 とにかく、出来る限り、本当の意味でのコミュニュケーションに達するまで地道に続けること、だ。彼女をつくるのもいい。