海外就職関連
さて、フィリピンパブの回ではパスポートが問題になったが、労働契約の基本である、契約書がJ社にはなかった。 おいおい、マジかよ!と驚くなかれ。実際、そうだったんです。 まあ、これをご覧の皆さんの中にも契約書がない状態で働かされている人もいるか…
このブログでもうおなじみのJ社だが、フィリピンパブ顔負けの悪質な組織だった。 まず、パスポートが取り上げられて、従業員は携帯していない。 そんなことありえるの!?と疑問を持つのも無理はない。 私だって信じられなかったんだから。 もっと正確に言…
海外就職でくだらないブラック企業で働くなら、地方で働く方がいいかもしれない。 東京は時間が早すぎて、人間が生活する場所ではないからだ。 それなら地方の公共団体とかそういうゆっくりしたところを探して働く方がいいかもしれない。 閉鎖的な面はあるか…
http://www.ikedahayato.com/20140426/5726274.html いや、本当にひどいことをするやつらがいるもんだ。 皆さん、この記事のURLを広めてください。 それが事態の改善のためです。
アジアでの海外就職を考えられている人は、「現地の言葉をしっかり勉強したい」という人が多いのは当然だと思う。ここでは、効果的な勉強法を紹介しようと思う。 まず大事なのは、とにかく「正しい」を捨てること。日本人は真面目だから「きれいに発音できな…
今回はアジア就職における会社選びの条件を3つ書こうと思う。 前提として、シンガポール以外の途上国への就職は基本的に様々なリスクをともなうと考えた方がいい。理由は簡単。後進国だから。安全や衛生についてはもちろん、経歴として後々生きてくる職業経…
J社のエピソードで、面白いものをいくつか紹介しようと思う。同年代で最も社歴が長く、部長よりも確実に優秀で実質的に部長として働いていた、T君について書こうと思う。 T君はことあるごとに部長と対立していた。色々理由があるらしいのだが、基本的には入…
●海外就職で学んだこと 海外に出て一番良かった事は、日本社会が必ずしも唯一の社会ではないということを知れたということ、そして「完全な社会」はないということを知ったことだ。海外就職をする前の私は、日本がいやでいやで仕方なかった。もともと理屈っ…
海外就職に一番必要な能力、それは「神経の図太さ」だ。海外就職だけでなく、自営業も失業期間中にしていた私は「レールに外れた」生き方が思いのほかしんどいと感じた。口で自分の思うがままに生きるというのは簡単なんだけど、実際将来どうするのかは気に…
私は基本的に日本の地位は下がると思ってる。理由は簡単で世界の情勢が変わったから。昔は冷戦があってアメリカの最前線基地としての位置づけがあった上、他のアジア諸国での経済的な発展が脅威になるレベルではなかったので経済的にほぼアジア地区全域で特…
日本のよさなのだが、やはり食べ物が美味しいこと。現地でも日本食レストランの進出は進んでいて、痛感するのだが日本食はおいしいし、何より健康的だ。私が向こうで住んでみて思うのが、中華料理や日本料理、フランス料理など世界的に展開している料理のジ…
海外で働いてみてよかったことの一つは、日本の「平等神話」が崩れたこと。先ほども書いたように、インドネシア人はとにかくいい加減で子どもっぽい。考え方にしても、分析的に物事の原因を突き詰めてつぶして行くというよりは、大体似てるから同じという連…
私は現在の海外就職は小林多喜二著「蟹工船」の現代版だと考えている。あの小説では公海上は労働基準法が適用されないから、奴隷労働をさせられる話だったが、実際現在の海外就職はそうなっているからだ。先日ニュースで中国・大連のコールセンターのことが…
社会保障の話が出たのだが、私がなぜ海外就職を短期で切り上げて日本に帰国することをおすすめするかというと、年金その他の社会保障関連費用を自分で捻出しなければならないからだ。多くのインドネシア現地法人が大体月13万円ほどで月に5万円ほど貯蓄で…
私は自分が会社を1年で辞めたことについて全く後悔していない。それは入る前に大体評判を人材派遣会社から聞くなり、リスクがどの程度になるのか計算した上で、入社したからだ。 そういうことで入社前にはできるだけ慎重になって情報を集めるなり考えたりす…
会社で働いているうちに心身の調子が悪くなった場合などについては「即逃げること」が絶対に正しいと強調しておく。私は東日本大震災の時も長崎まで逃げたが、全くそれで悪いとは思わない。基本的に私は会社というものは、正当に働く従業員を幸せにするもの…
新卒で海外就職をしない理由といて大きいのは、日本でしっかりとした仕事をしないと、現地に行った際、本当に雑用だけをやらされて2年経っても何のキャリアも育たないというパターンが非常に多いからだ。J社に入社した新卒社員やほぼそれと同じキャリアの人…
次に、英語や現地の言葉などの「語学力」について話そうと思う。語学力ははっきりいって、大体の人が考えているほど重要ではないが、本当に現地でビジネスをしたいと考える以上、きちんと大学に行き、体系的に学習することが必要になる。 私がジャカルタで学…
ネット社会がジャカルタでも普及するここ5年くらい前に東南アジアにいついた日本人ははっきりいって、好景気の中でも日本で就職できなかった人々で露骨に言えば、女性や金銭的な問題で東南アジアにいついたパターンがかなり多いと思った方がいい。その頃の…
海外就職をする多くの人は「海外は日本人と接する機会が少ない」とか「日本にいる日本人とは違う日本人が働いている」という風に考える人が少なくないと思う。実際私もそう考えていたのだが、基本的に海外に出ている日本人のほとんどは「日本人以上に日本人…
海外就職の現状についてまず話そうと思う。今の海外就職は大きく分けて、能力と意識の面で日本でも通用する「出来る人」と、日本でまともに就職が「出来ない」人がいる。多分真ん中の層は海外に出る度胸や情報がないから、いわゆる平均的日本人は海外就職し…
「なんだよ!たった1年の滞在期間で人様に指南するのか!図々しいやつだ」との批判が飛んできそうな私も、皆さんと同じく海外就職に胸を高まらせていた。なぜインドネシアを勤務先に選んだかというと、「知らない」ということが大きい。私は学生時代に中国…
私は2013年1月〜12月の間、インドネシアのジャカルタで日系自動車部品メーカーJに勤務し、あまりのブラックさに心身のバランスを崩し、入院後そのまま退社した。関西の地味な県の出身で、出身大学は東京にある私立最難関大学の上位学部で受験勉強では…
アジアでの海外就職を考えられている人は、「現地の言葉をしっかり勉強したい」という人が多いのは当然だと思う。ここでは、効果的な勉強法を紹介しようと思う。 まず大事なのは、とにかく「正しい」を捨てること。日本人は真面目だから「きれいに発音できな…
「あこがれのアジア就職、楽しみだわ。海もきれいみたいだし」、「つまらない日本にいてもしかたないから出て行くぜ。世界が俺を待っている!」、「海外で現地にいれば地元の人々とも関われてエキゾチックだぜ」———。 この文章を読んでいる方はこれから海外…