アジアで就職したらブラック企業だった~南の島は蟹工船~

東南アジアでブラック企業に就職し、ストレスから入院し逃げ帰ってきた人間のブログ。        注・このブログはモデルとなった現地企業で働く人々などへの取材をもとにしたフィクションです。ただ、実際に起きている「空気感」は本物です。その辺りを味わっていただければと思います。

2014-06-06から1日間の記事一覧

実は、喫煙所がアイデアの根源だったのです。

IT技術の高まりで、情報のやり取りの速度が格段によくなったが、実は対面でのコミュニュケーションが一番大事だということには変わりがない。 『職場の人間科学』は、MITチームにより社員に取り付けられた調査用バッジの結果から、社員が創造性を発揮し生産…

谷本真由美さんを読まずして海外就職は語れない。

海外就職は新しい働き方だ。だから情報を集める必要がある。 しっかりとした分析がない中で元国連職員の谷本真由美氏の本は論理と実体験が結びついた形で書かれている数少ない良書。 谷本氏の本のいいところは、あおることもせず現実を見据えた上での海外就…

ウソでもすごい。佐村河内守の自伝。

ゴーストライターがばれて週刊誌やテレビで炎上した、「作曲家」の佐村河内守氏だが、自伝『交響曲第一番』(幻冬舎文庫)は本当にすごかった。 何がすごいって、話のリアリティ。 難聴による耳鳴りの描写など一般人が知りえないところも説得力を増しており…

日本の家族のギスギス感が浮き彫りに

日本の家族を描いた映画としては、森田芳光監督の『家族ゲーム』が一押しである。 この作品は、伊丹十三が父親の家庭で、二人兄弟の弟が高校受験のために、家庭教師の松田優作を雇うところから話はスタートする。 この話は基本的には、現代日本が家族の中で…