アジアで就職したらブラック企業だった~南の島は蟹工船~

東南アジアでブラック企業に就職し、ストレスから入院し逃げ帰ってきた人間のブログ。        注・このブログはモデルとなった現地企業で働く人々などへの取材をもとにしたフィクションです。ただ、実際に起きている「空気感」は本物です。その辺りを味わっていただければと思います。

2014-06-04から1日間の記事一覧

人間の底力、も信じていい〜日本論を読み直す⑥〜

私は基本的に能力のある人間が好きだ。性格のいい人間が好きだ。そりゃ基本的に誰でもそうだから、社会的に優れた能力のある人のところにいい話がくるのは仕方がない。古いと呼ばれるかもしれないが、基本的に日本の偏差値というのは人間を選別することを「…

たかが夢、されど夢〜日本論を読み直す⑤〜

さて、今回の連載も残すところ残り1回になった。 この連載のお読みの方々は、海外就職をしたかったり、現にしていたりする人たちだろうから、当然、海外で働くことを「夢」にしていることと思う。最後にふさわしく、「夢」について書かれた本で締めるとしよ…

ジャーナリズムの頂点はやはり、ウォーターゲート事件

権力を言論機関が監視する。 もう世界中で死に絶えた 「前提」だが、言論の自由を最も追求したアメリカでは ジャーナリズムの歴史は、ニクソンのウォーターゲート事件を暴いたボブ・ウッドワードで凋落せざえるをえなかった。 アメリカのジャーナリズムで戦…

「そのままの自分」がはまるところを探せ!

日本の書店にはコミュニュケーション関連の書籍が氾濫している。 やれ「人に好かれる話し方」だ、やれ「常に笑ってろ」とか、はっきりいって病的なほどだ。 やはり以前紹介した『「縮み」志向の日本人』(講談社学術文庫)や『タテ社会の人間関係』(講談社…

新聞が奇人・変人大会になったワケ

新聞の特に人権問題で社会的弱者などの描き方がどうもおかしいと思った方は少なくないだろう。 奇人・変人を集めた「エンターテイメント化」しているのはうすうすみんなが感じているのではないか?あまり悲惨だとか苦しいだとか極端な事例を挙げすぎると「あ…

これがリアル知的サバイバルゲームだ!

節約は主婦のブーム、ではなくて、できるだけ安くいい生活をしたいのは万人の望み。 てなわけで、『年収100万円の豊かな節約生活術』(文春文庫)がおすすめ。 年収100万円の豊かな節約生活術 (文春文庫) 作者: 山崎寿人 出版社/メーカー: 文藝春秋 発売…